電車やバスなら貸切のイメージが付きやすいかもしれませんが、実は新幹線も貸切利用することができます。
もちろん新幹線丸ごとを貸し切るとなると大変ですが、1編成16両のうち、1両だけ貸し切るということもできるので、用途や予算に合わせて検討してみるといいでしょう。
利用するメリット
新幹線を貸し切ることでのメリットは、移動中にプライベート空間を確保できるということが挙げられます。
通常、修学旅行では他のお客さまの迷惑にならないよう細心の注意を払う必要がありますが、車両を貸し切ることで同じ車両内の他のお客さまに配慮する必要がなくなります。
ただしこの場合でもお手洗いなどは共同スペースなので、車両外で騒がないよう注意しましょう。
また、別のメリットとして団体で小さなお子様をお連れの場合、慣れない新幹線の環境では泣きだす子どもが出てきます。こういった場合、貸切の車車両であれば他のお客様を気遣って、子どもをあやしに通路に出る必要がなくなります。
団体旅行での事例
社員旅行や自治体、その他団体での利用なら新幹線を1両貸し切るのもいいかも知れません。
他のお客様への配慮が必要ないプライベート空間だと、やはり会話が段違いに盛り上がりますし、声のボリュームにも気遣う必要がなくなります。
周りを気にせず羽を思い切り伸ばすためにも、新幹線の貸切利用をしてみてはいかがでしょうか。
修学旅行での利用例
新幹線には行先表示器に”修学旅行”というものがあり、主に京都─東京間で走っており、一度は見かけたことのあるかたもいるかも知れません。
新幹線を貸し切れば子どもたちは移動中に会話を我慢する必要がなくなり、移動中にトランプなどで遊びつつワイワイ楽しく目的地に到着することができます。
また、一目見れば誰か車両内に残っているか分かるため、降り忘れを防止することにも役立ちます。
まとめ
このように新幹線の車両の貸切は人目を気にする必要がなくなるので、自分たちだけの快適な空間を手に入れ、心地よい旅を送るためには有効な手段だと言えます。
少しでもリラックスできる旅を作るためにも、ぜひ一度車両の貸切をしてみてはいかがでしょうか。